阿蘇谷のメガソーラー

ゆめりんご

2015年02月20日 11:36






今朝の阿蘇は-1.5℃、朝のウォーキングは噴煙の姿も見当たらず快晴の空の下、野焼きを控えた放牧場を歩いてきました。
高台から見下ろすおなじみの阿蘇谷の風景の中のある変化が気にかかります。
休耕田や耕作放棄地が中国企業に買い取られこの春から稼働されるメガソーラーが完成に近づき変貌しつつある我が町の姿です。
今はまだ冬枯れの灰色の風景ですが春から秋にかけて周りの田畑が一面緑に覆われたときにこの真っ黒なパネルの集合体はどのような存在として映ることでしょうね。
世界ジオパークに昨年秋に認定されたばかりのこの阿蘇の大自然に包まれた美しい田舎町の風景には不釣り合いな姿です。
わが国のお墨付きを得た中国企業の施設に今更異議を唱えるつもりはありませんし、再生可能エネルギーはこの国の将来に欠かせない役割を担う事は否定しませんが設置場所の審査はこれから先、もっと慎重にしてもらいたいですね。