2010年08月06日
雨の久住登山
忙中閑あり・・でもないのですが8月になると私の山歩きの虫がムズムズしてきてペンション業の合間を見つけては登りたくなるのです。
これからお盆明けまでは休む暇なくコマネズミ状態で働くための一服の清涼剤にと思い切って昨日の早朝、久住の長者原の登山口に向かいました。
霧が立ちこめて視界の悪い中、途中の城山展望台から阿蘇を見下ろすと後光がさしているような虹色の光の塊が仙酔峡のあたりを染めて幻想的な景色に感動しました。(写真)
7時前には登山口に到着し霧と小雨の中、天気が回復することを期待しながら雨が池コースで坊がつるに向かいました。鬱蒼とした木立の中では雨がさほど気にならなかったのが林を抜けて雨が池に差し掛かった頃には雨は本降りになり慌ててポンチョを頭から被り真っ白な景色の中を小走りに坊がつるまで駆け下りました。途中ご夫婦のキャンパーとすれ違ったくらいでキャンプ場には夏たけなわなのにテントが一張りだけの寂しい光景でした。雨に濡れ体も冷えはじめ歩くペースを一段と早め北千里が浜からすがもり越えを休むことなくガスで視界が数十メートル先までしか見えずただひたすら黄色のペンキの道標を頼りに歩き続けました。私にとっては幾度も辿ったコースなだけに道に迷うことはありませんでしたが今回のように視界が閉ざされてしまえば道を見失って立ち往生したり沢に迷い込んで遭難するケースは避けようがないだろうなと実感しました。私の山行きはいつも晴天を選んで行ってたのを今回は日程に制限があったためににわか雨程度は覚悟してたのですが山に入っている間ずっとというのは想定外でした。たった4時間の山歩きでもどんなに慣れた山でも天候次第では遭難してしまう危険性を少し感した山行きでした。
しかしそれなりに楽しく、大して疲れもせず余裕を残して帰ってきました。(*^_^*)
さぁ!明日から夏休み本番や、がんばらんと・・・
Posted by ゆめりんご at
21:48
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