2011年01月17日
氷爆見物
昨日よりも幾分今朝の気温が上がったとはいっても氷点下7℃。
冬の阿蘇の風物詩は滝の水が凍る「氷爆」でこの連日の氷点下によって日々見事な氷爆に成長し続けているはずで、カミさんを連れて氷爆見学に行くことにしました。
まずはすっかりこのシーズンの阿蘇の目玉観光地となった「古閑の滝」。
次に5月の下旬にはピンクの花ミヤマキリシマで山肌が染まることで人気の「仙酔峡」の2カ所で我が家から30分もかからない距離にあります。
ただ低温による路面凍結や見学コースの積雪には注意が必要で今回も車はデリカと登山靴を履いて行くことにしました。
「古閑の滝」までは乗用車でも行ける道路状況でしたが次の仙酔峡に繋がるドライブウェイはまだまだ凍結した雪が山陰や林の間に残り普通タイヤでの通行は無理でチェーンが必要な状態でした。
絶好の晴天と観光客もほとんど居なくまたしても貸し切り状態で期待通りの氷が織りなす自然のアートをしっかり鑑賞できる贅沢な時間を過ごすことができました。
これから先も平年並みの気温でこの冬が推移すれば当分この氷のアートは訪れる人達の目を楽しませてくれることでしょう。
私たちが4、5年ぶりに訪れた「古閑の滝」は有料駐車場が整備され当時に比べて滝に続く坂道も安全面での配慮はされていましたが油断をすれば転倒する危険があります。
滑りにくい靴を掃き、道路脇の手すり代わりのロープをたどりながら坂道を歩く方が賢明です。特にライトアップされている土曜の夜は注意して下さい。
仙酔峡の氷爆は滝の裏まで行くにはアイゼンを付けた登山靴が無難なように思います。
何せ氷の絨毯の上を歩くようなものですから。
そんなにしてでも一度は観る価値は双方とも十分にあると思いますよ。