2008年05月17日
25年ぶりに福岡の小戸マリーナへ
サラリーマン時代にディンギーヨットで遊んでいた福岡市の小戸のマリーナに25年ぶりに行ってきました。
それもハウステンボスから知り合いのヨットが小戸マリーナのヨットマンの手に渡ることになってベテランのヨット仲間二人と回航して届けることになったのです。
前日にエンジントラブルで回航が危うくなったハプニングもありましたが何とか翌日の朝7時に出港することができました。
当初一日で80マイル(約150キロ)のこのコースはちょっと厳しいので佐賀県の呼子に泊まってイカ刺しを・・と言う計画を立てて佐世保湾口から外海に出て平戸の瀬戸に向かって船を走らせました。
先輩達の愛の鞭で私が航海長を任されラット(車で言うハンドル)を全行程で握ることになりました。
途中から雲一つ無い晴天に恵まれ、風向や潮流を考えても平均6ノットオーバーの艇速が保てそうなので日が暮れるまでに目的地の小戸マリーナに到着できると判断し呼子のイカ刺しを諦めてその日のウチに目指すことにしました。
単調な航路はオートパイロット(自動操舵装置)に任せるのが普通なのにこの船は生憎使えなかったので私が12時間トイレ以外はぶっ通しでラットを握りしめて操船していきました。
夕方5時頃には博多湾の入り口にある玄海島が見え始め6時に玄海島に差し掛かり博多湾内の能古島を回り込みちょうど7時に小戸マリーナに接岸することができました。
25年ぶりの小戸から見えるドームやタワーや観覧車はまるで「浦島太郎」の心境で時の流れを痛烈に感じ取らざるを得ませんでした。
その夜はヨットのキャビンで寝袋にくるまれて心地よい疲労も手伝って爆睡状態で充実の一日が過ぎて行きました。
Posted by ゆめりんご at 05:50│Comments(0)
│ヨット